こんなに早く劇場版を観たのは初めて。
もう何も怖くない。
主にネタバレが。
大体いつもDVDやBD化されてから家で観るか、
早くても公開数週後に人足が大分減ってから観に行くので、
こんな三日目とかに行くとか最近では超珍しい。
それだけネタバレ回避に躍起になってたとも言えます。
予告すら観てないレベル。超新鮮。
そしてここから下はネタバレ解禁になります。
まだ観てない人はスルー推奨です。
あと基本的に興奮しているので内容がまとまってません。
発散するために書き殴った文章なので、
他人の独り言とか嫌やわぁって人もスルー推奨です。
すげぇ面白かった!
それは本当に間違いない!
すげぇ面白かった!
最初の全員揃っての共闘シーンから日常パートまで
「そうそう、こういうシーンがずっと観たかったんやで…」
とホロリと観ていました。
変身シーンの独特なセンスや
「ケーキはさやか?」
「ちーがーう。わーたーしーはーラズベリー」
とかのやり取りのセンスが凄くツボでゾクゾクしながら観てました。
ああいう自分には絶対思い付かない演出ややり取りは
観ていて本当にゾクゾクします。
新鮮さとか悔しさとか面白さとか悔しさとか、そういうの。
べべさんやキュゥべえさんが正統派に可愛いマスコットになってたり、
やっぱさやかさんの衣装エロいなーと思ったり、
というかマミさんエロいわ、マミさんやっぱエロいわ!と思ったり、
あの問題児だったさやかさんが超頼りになるポジションにいたり、
やっぱキュゥべえクズだわってなったり、
ほむらさんの悲痛な決意に狂おしいほど切なくなったり、
さやかさんと杏子さんの涙の共闘シーンに熱くなったり、
チーズ食べたいだけのなぎささん可愛いわーとか思ったり、
でもそれってマミさんとの生活はどうだったのってなったり、
余すところなく嬉しいやら切ないやら胸がいっぱいになったわけです。
マミさんやみんなが理想に思っていた世界を
他ならぬほむらさんが創りだしていたことに胸がいっぱいです。
今回の劇場版は丸々かけてのほむらの葬式だったんだなって。
まどかとほむらの二人の物語はここで終わるんだなーなんてね。
そしたらあのシーンですよ。
もうね、なんかもうね。
何て言ったらいいのか分からない感情に支配されたよね。
もう完全に制作サイドの手のひらの上だったよね。
いや!
面白いのは確実だよ、超面白い!
ガッカリとかそういう方面では全然無い感情だよ!
どっちかっていうと期待に応え予想を裏切った展開に対する
賞賛に近いくらいの感情だよ!
けどこう…なんというかこう…
ほむらめんどくせぇ!
いや違う、分かってる!
ああなる流れはTVシリーズから通して
壮絶なまでに描かれているし、分かる!
あの展開に文句は無いしゾクゾクしたし面白かった!
けど…なんかこう…なんか…あーーーーーーっ!!ってなる!
叛逆ってそういうことかよってなる!!
もうその前のまどかのために救済を拒んで死ぬ決意とか
悲痛で悲壮で凄まじい執念に熱くなったし切なかった!
もう妄執めいた自己犠牲精神に叫びだしたいくらいグッときた!
あのややもすれば嫌味なほどの自己犠牲がまた超ツボな塩梅!
そこからの流れのあれはある意味で最高のカタルシスだった!
そもそも繰り返し続けてた張本人のほむらさんに溜まっていた力とか
結果神に対する悪魔として顕現するほむらさんとか、
それ故に対立するかもしれない二人とか面白くないわけがない!
二人の対比と運命に興奮し通しですよ!!
けどなんかこう上手く言えないけど、
ほむらをどうしたいんだよ!!ってなったんだよ!!
いやむしろずっとこうしたかったんだろうなって思ったよ!!
あといつになったらほむらは
マミさんやさやかと和解するんだよって思ったんだよ!!
あぁ今回はみんな仲間として認め合って仲良くなって
ずっと観たかった光景がここにあるよ…って思ってた!
その分別れが辛いけど、全て知った上なら悪くないとかね!
途中マミさんとやりあっても
マミさんがほむらさんを止めようとする必死の表情とか
それを見て急所を狙わず足を狙うほむらさんとか
この子ら今ちゃんと仲間やわぁなんて思ったりね!
さやかさんの全てを知るが故の優しさや大物感とかね!
全てを知ってみんなで魔女ほむに向かうシーンとかもうね!
思ってたら最後にあれだよ!!
ほむらさんまたさやかさんと敵対しちゃったよ!!
そうなる流れは分かるし面白かったしゾクゾクしたし先も楽しみだけど
なんでだよ!!って言いたくもなるよ!!
もうどう言い表せばいいのか分からなくて
叫ぶことしか出来ない感情だよ!!
いやでも本当に本当に面白かったし、
新キャラもポッと出のキャラじゃなかったので安心したし、
今回のでまどかをも救済する可能性が少し見出された感じもあるし、
悪ほむさんの悪魔っぷりがいっそ気持ちがいいくらいだし、
悪ほむさんとまど神様の対立とか鳥肌モノだし、
なんかキュゥべえが逆に可哀想になるレベルの引きも来たし、
次の展開が凄く楽しみです。
この流れはもうハッピーエンド以外ありえないし…ありえないよね?
流石にこの流れで引っ張ってバッドエンドだったら
何のための物語だったんだよってなっちゃうものね?
大丈夫だよね?
…不安だなぁ。
いや何度でも言うけど本当に面白かった。
それぞれがそれぞれのポジティブな魅力を存分に発揮していて
観ていて凄く気持ちがいい作品だった。
ほむらさんのネガティブな魅力もまた魅力的だから大好き。
本当に充実した二時間だった。
BD出たら何度も見返したいレベル。
けど…こう…あーーーーーーっ!!ってなる!
次はいつ公開されるのかな。
一年以内には来て欲しいな…。
しかし今後ほむらさんはヤンデレ属性持ち扱いになるんだろうけど、
どうもヤンデレとは違うカテゴリな気がするんだよな。
病んでると言うには芯がしっかりしてるというか。
ほむらさんの七変化はどれも信念があって素敵やわぁ。
2013年10月28日
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最後で叫びたくなるのはしょうがないw
自分も続編心待ちにしてます。
もうね、映画見てる最中でさえ『っべー!』とか、『フォオオオオオオオ!!!』とか言ってました、もうね!叫びたくなったってかね!叫んじゃったんです!!俺の横のおっさんに、ごめんねって今なら言いたい。
続編あるんですかね?あるんですよね!?さやかちゃんが上条君を寝取るエンドが来るって信じていいんですかね!?さやか、うおぉぉぉぉぉぉおおおお!!さやかぁぁぁぁぁ!!
マスカルポーネ!
ほむほむ、悪に堕ちて2、3割増で美人になったと思いませんか!?
最後の魔女文字はやっぱり「つづく」なのかなぁ?完とか終りとか出しても、あれで終わるのはさすがに消化不良ですよねー…つづけ!
ところでキュゥべぇが一斉に潰されるシーンは、どう考えてもギャグですよね。
オチやら事情やら解ってから見ると、序盤の日常シーンとかに物凄く違和感を覚えるようになる。
なんと言うか一見日常なのに欠片も日常じゃないのが感じ取れてしまって物凄く気持ち悪い絵に見える。
細々した違和感に気付きだすとほのぼのシーンがなにかおぞましい物にも見えるからヤバい
どうすればあそこまで人を愛せるのか
杏子とさやかが手をつなぐシーンで胸が熱くなって視界がぼやけたよ
一番最初のシーンから悪ほむ時の耳飾(ダークオーブの待機状態?)が砂に埋まってたり色々発見できることがありますよ。
あれは結局アニメ版の最後に続くのかそれともアニメ版の最後の翼を出して飛び出すシーンの後にSG濁ってあぁなったのかとか想像が尽きないですね。
一応あれで完結という感じで。
ただ舞台挨拶で、皆さんが願えばまだ続編を作ることはできるみたいなことを言ってました
すっきりはしなかった。
でもしっくりきた。
うん、ほむらちゃんそうなってもしかたないよね!わかるわかる。
みたいな。
またみないとなぁ。
完全に同意です。
終わり方は…ある意味ウロブチ脚本の真骨頂でしたね。
最近のウロブチさんとか、総監督の新房さんには懐疑的でしたが持ち直しました。
きゅうべえすら出し抜いて、全員ハッピーのこんな日常が見たかったルートを確定させるには、神じゃなくて悪魔の力が必要だっていう…
でも、でも最後にもう一声ってのが欲しいのも超同意でしたw
ケーキくだり超可愛かった。
そして、幼き日に見たマジカルバナナを思い出した(高校生より下の世代だと知らないかな?)。
感想がほぼ同じでびっくりましたw
パンフ購入しました?ネタバレありますが制作人のインタビュー、設定等おもしろいですよー。
虚淵の脚本って結構ハッピーエンドってよりはトゥルーエンドという終わり方が多い気がします。
皆が幸せな世界って理想だけど現実、真実とはみたいな。
絶望なんてしないで戦い抜いて生き残ったんだよ!!
おめでとう、マミさんっ・・・!!
ほむらへは、
もうゴールしてもいいのよ・・・?
って言ってあげたい。
・・・もうゴールしてもいいのよ・・・?
ワタシ的にはあの展開大好きです。
ちなみにあの大どんでん返し展開は、虚淵さんは主犯ではなく実行犯で、黒幕は新房さんとのことですよ
それはそうとイヌカレーの本気具合が素晴らしすぎて。
あの発想とかセンスとか一体どういう人生を歩んできたのだろうと思うレベルで…
最後さやかさんに嘯いてますけど
あの子絶対できませんよね、
まどかさんがアルティメット化しちゃいますし。
>黒幕は新房さんとのことですよ
虚淵はTVでマミった時から新房監督の指示だと嘯いていた。
今回のパンフのコメントも仕込みの始まりと見て間違いない。
次回もどんな超展開で俺たちをどん底に落としてくれるか楽しみだ。
映画館で叫びたくて仕方なかったです。